1987年の第24回UNESCO総会で、ホーチミン主席を顕彰する決議が発表されてから30周年を記念するにあたり、19日午前、ハノイで、ホーチミン国家政治学院とホーチミン主席と党の指導者研究所との協力により「ホーチミン主席の遺産・今日のドイモイ事業を照らす永遠の価値」をテーマとした科学シンポジウムが行われました。

シンポジウムでの意見は、民族独立と社会主義建設との連結はホーチミン主席の思想を貫く主張であり、ベトナム革命の目標でもあるとの見解を明らかにしました。ホーチミン主席と党の指導者研究所のレ・チュン・キエン博士は次のように語りました。

（テープ） 

「ホーチミン主席は人類に多くの貢献をしました。ユネスコがホーチミン主席を顕彰する決議を発表したことは人種、国家の大小を問わず、どんな国も平和で、国民が豊かで幸福な生活を送れるように取り組むというメッセージを送るためのものです」

また、シンポジウムでのスピーチは「ホーチミン主席は貴重な遺産を残しており、その遺産は今日だけでなく、将来ベトナム民族が歩む道をも照らす」と強調しました。